アプリドリフェス!R灯籠流し

「灯籠流し」という表現は不適切かもしれませんが。


2018年5月1日アプリドリフェス!Rがサービスを終了しました。
もっとおだやかにこの日を迎えられるとおもっていたんです。

3月5日から後悔しないように必死にやりこんで、もう大丈夫だと思っていたのに。



わたしがドリフェス!にハマって、最後にたどり着いたのがアプリでした。

アニメから入り、DCDで完全にハマって、ゲーセンに行けない日にアプリやろうとインストールしてみたものの仕様が理解できず一回消したんです。


けれどアニメのストーリーが良く、DCD特典のチャットのワードセンスに惚れたあたりから再びアプリを始めようとしてたときに、とあるオタクの方がアプリの魅力について書かれたはてブロに出会ったんです。

「アイドルと接触しない」


当時、疲れきってたわたしにとって、それは、単純で大きな救いでした。
選択肢によってキャラの気分が決まる、運命が決まる、というのはとても苦しく感じていたので、選択肢もなければアイドルと会話もしない、そういったゲーム構成にとても気楽になれたのです。


加えて音ゲー苦手なわたしなので、たくさんミスるとプレイの強制終了がストレスになってしまっていたんです。でも当アプリにはそれがないことを知り、再インストールせざるを得ないでしょ。ピッポチッ!



最初に飛ばしたエールはですね~、ピースパレードの帽子(名前忘れたベースボールキャップみたいなやつ)とモフモフくまさんですね。ク○コーーデでも一生懸命踊ってくれるんですよ。ドリアピくれるんですよ。最高だなこのアプリ。アプリ布教ブログ書いたどっかのオタクありがとよ!!!





最初に参加したイベントはフワフワルームシリーズがポイント報酬だったイベントです。


え?!?ポイント報酬で最高レアのドリカをくれるの??最高じゃないですかこのアプリ!!!



ストーリーはなかったんで思い出がないなんてことないです。だった最初に走ったイベントだったんですから。


課題楽曲の一つがWHITE PAVEMENTで、時期的にも外がWHITE PAVEMENTだったので心身疲れきってたわたしに沁みる、沁みる……。

わたしはこのドリフェス!に出会うために立ち止まってたんだよきっと(頬に一筋の光るなにか)。



URフワフワルームシリーズをちゃっかりいただいて、そんなこんなで2017年2月。




ぬいぐるみ連合会に激震が走る。





マイルームぬいぐるみ実装!!!鬼ぬい!鬼ぬいぬい!!


え!?すごくない?!???需要と供給が成り立ってるってこういうことなんだ……。




私事ですが、ぬいぐるみって苦手なんです。



ぬいぐるみ特有のころんとしたフォルムが好きだし、テレビとかでぬいぐるみ上下左右に動かして生きてますよ~ていうのを見るのは好きなのに、自分ではぬいぐるみ遊びできなくて。
できないから棚に飾るとすると、埃被ってカビ臭くなって、申し訳なくなってぬいぐるみから遠ざける生活を送ってたんです。


その時です!アプリでぬいぐるみ実装されてうほうほですよ!
言ってしまえばデータなので、飾っておいても埃が被らない!陰湿な部屋でカビ臭くなることがない!!すごい。長所しか見当たらない。



それまで軽めにプレイしとくか~だったのが、ぬいぐるみ実装で完全にわたしの心に火を着けられました。




もう本当にたくさん想いも思い出もあるけど、挙げ出したらキリがないのでお気に入りのストーリーだけ記しておきます。



・World's End~鳥籠で見る夢~
言わずもがな。続編見るの諦めてないんだからねっ !


・沢村千弦編~5つの星たち~
読み聞かせ会で逃げ出した子に即興で語り紡いだ話。端的に、でもドキュメンタリーを見てきたわたしたちにはわかるキラキラした物語で初見涙止まらなかったです。
チヅはかわいくてふわふわで不思議な宇宙人みたいな存在だけど、人より感性が備わった優しくてちゃんと地に足ついてる16歳の男の子なんだなって実感できたチャプターでした。



ドリフェス!舞台裏
DearDreamがドリフェス!で勝って楽屋に戻ってきたところを捉えたドキュメンタリー。
泣いたっていいよね、だってこんなにアツいんだよ。奇跡みたいなことだけど彼らが努力した軌跡で必然であって偶然じゃないんですよ。晴れやかな涙を流すのがこんなに気持ちがいい。すごいよ、ドリフェス!って。

あと、アプリ初期のころは声が虚無、アニメでは棒、と揶揄されてた彼らの演技力。アニメ後半になるにつれて気にしないほどになってたし近頃のアプリボイスは完全にキャラ声になってたから成長してるんだな~って悠長にしてたら、このチャプターですよ。圧倒された。それはもう突風の如く。バビュン!!!



・1st LIVE Tourユメノコドウ
アプリのストーリーっていわゆるテレビのチャンネルだからアイドルの過去の掘り下げはないって思い込んでたんです。それが青の軌跡で覆されて、その次が中3のじゅんやくんのお話。二次元のキャラだけどそうじゃない、佐々木純哉の人となりが描かれてた、存在を確かなものにした愛いっぱいのストーリー。




そんなこんなで、風が吹き荒れるGW最終日、ド!オタクのみなさん如何お過ごしでしょうか。


いっぱい愛がつまった、いっぱいキラメキをくれたこのゲームアプリが世から消えたこと、わたしにとって大きな喪失でその穴を埋めることもできないままなにもできないまま時間だけが経っていきます。




この「灯籠流し」がなにかになることを願って。