ドリフェス!Rの終わりのはじまり

※当記事は大好きなコンテンツ終了のしらせを受け、悲しみに暮れるファンの、ファンによるポエムです

2018年3月5日お昼過ぎ、雨雲とともに3つのお知らせが舞い込んだ。

・アプリドリフェス!Rサービス終了
・DCDドリフェス!R稼働終了
・本日21時からキャスト7人による緊急生放送

時が止まった。涙が止まらない。

いつか終わる日が来るのはわかってはいた。始まりがあれば終わりがある、当たり前だ。大人気だった女の子たちのコンテンツも、私の命を救ってくれたあのコンテンツも終わりを迎えた。気づいてはいた。
だけど"その日"はもっとずっと遠くにある気がしていた。


ツアー最終日でなんの重大発表がなかったこと、「5000人からイケるっしょ!て言われることもうない」「個人個人の活動にシフトしていく」と言っていたことで、ここ何日間か不安は募っていた。

けど当たり前に未来を信じていた。
もちろん最初からじゃない。

私が最初に行った現場、去年5月の1st LIVEはその時公開されてるほとんどの楽曲を披露してる彼らを見て、"終わり"を感じた。今やらないと次やる機会ないからとでもいわんばかりに全力で彼らはステージに立っていたから、楽しい気持ちと同時に切なさも感じた。
けれどそれは私の杞憂にすぎなかった。

イベントが終わるごとに次のイベント開催が発表される。生きる喜びがまた一つ更新される。未来を信じていいんだと思えた。


「一瞬だってね 見逃せないシーンが続く」

インフィニティ・スカイの歌詞、まさにその通りだ。
彼らの今を感じたい、彼らの今を見ていたい。見逃したくない。

アニメ2期の放映時期が発表され、これからもっと増えるであろう彼らの活躍を間近で見続けたいと思い、転職と引っ越しを決意した。

それまで私は、夢を忘れどうでもいい人生をどうでもいい仕事してこのまま地方で生きていかなきゃいけない事実に絶望しながらもどうすることもできないでいた。
でも、ドリフェス!に出会ったことで私の人生に光が差した。行動を起こす勇気をもらった。こんな人間だけどもっと自由に生きていいんだって思えた。


アニメ1期10話で天宮奏が「俺たち出会って変わったんだよ」と佐々木純哉に言う。
そう、そうなんだよ。彼ら彼らに出会って変わったように、私も彼らに出会って変わったんだよ。太陽が苦手で明日に後ろ向きだった人間だったのに、今では光浴びながら未来のことを語っている。

さらには生まれて一度も親に感謝の気持ちを言ったことがなかったのに、いつの間にか電話して「ありがとう」て言えてるんだ。

ありがとう、なんだよ。生まれてきてくれてありがとう。産んでくれてありがとう。同じ時代に生まれてありがとう。出会ってくれてありがとう。

ドリフェス!には毎日すごいパワーをもらってる。

上京して大変ではあるけど土日はしょっちゅう彼らのイベントに足を運べて、後悔してないよ。

嘘。

めちゃくちゃしてる。転職費用と引っ越し費用、それから生活費。いつもお財布と相談して、一人暮らし始めてからはグッズもほとんど買わなくなったし課金もしてない、ゲームセンターにすら立ち入ってない。
一人暮らしにおける諸経費をそっちに回しておけばまだまだ続きが見れたんじゃないのかな。
思い上がりも甚だしいけど、そう悔いるしかないんだ。

あのときもっとこうしておけば、を無いように"今"に食らいついてきたつもりだったけどそんなの不可能だったね。いつだって通り過ぎてから気づくんだ。


なんで?どうして?

そんな疑問を公式に純粋に投げつけられるほど、だてに社会で働いてないし、愛に盲目タイプでもない。

ただただ悲しい。自分がこんなに悲しんでて私はこのプロジェクトをこんなに愛してるんだって再確認してしまってさらに悲しい。
胸がえぐられる。
雨音に紛れて咽び泣く。
花粉症じゃないけど花粉症のふりをしてマスクの中でズビズビ泣く。
虚無と嗚咽と過呼吸が順番にやってきて困る。

このプロジェクトで与えられた「ファン」という役割、ちゃんと全うしててえらいね、わたしちゃん。いいこいいこ。


「当たり前の未来」はなくなってしまうけど、昨日の生放送で当たり前に"未来"を語る彼らを見て、私が好きになった彼らがそこにいて嬉しくなった。少しだけ正気に戻れた。


ともあれ、まだ新しいシングル、アルバム、ライブ円盤が発売される。
そして、なんと言っても武道館!本当におめでとうございます!
すごく嬉しい!!

(つい先週武道館の公演が始まる前にオタクと「ここで彼らのステージも見たい、光いっぱいの客席彼らに見せたい」と会話したばっかりなんだよ。まさかこんな形で叶うことになるなんて。)


自然消滅ではなく打ち上げ花火みたいに最後を彩ってくれるの、本当にこのプロジェクト大好きだなって感じる。



彼らならきっと素晴らしい景色を見せてくれるんだろう。だから私も彼らの"ライバル"として素敵な景色見せてあげたい。
いまから出来ることやれる限りのことをして万全の状態でその日を迎えたい。



――キミのユメになってもいいかな?
――ボクのユメになってくれますか?

「ありがとうの数だけ笑顔の花を咲かせたい」のこの二節。本当にガチのガチでプロポーズだと思ってるからね。

私の夢になってるし、思い違いでなければ私は彼らの夢になれている。


ねぇ、最高じゃない?我々ファンは彼らにとってライバルでもあるしプロポーズし合う仲なんだよ。
なんて幸せなんだろう。へへ、幸せだぁ。



この現実をいつになったら受け入れられるのか、それともずっと受け入れられないままなのか、よく云う「時間が解決してくれる」のか分からない。

とりあえず、明日も背筋を伸ばして歩けそうにありません